そんなときにかなり使えそうなフライト用電子タグがルフトハンザ航空で利用できる。なんと、空港に着く前に自宅などで荷物チェックインが可能で、空港では自動預け機でスムースに預けられる。
・スマホと連携
この電子タグはドイツ拠点のスタートアップDS Tagsが開発した「BAGTAG」。電子ペーパーディスプレイを搭載していて、スマホとBluetoothで連携する。
使うには、預けたい荷物に粘着テープや鋲で取り付け、ルフトハンザ航空のアプリ(iOS、Android)でチェックインする。すると、手荷物タグがBAGTAGのディスプレイに表示され、空港の自動預け機でスキャンできるようになる。
・何回でも利用できる
この電子タグのメリットは、先に述べたように自宅などで事前に荷物チェックインができることが挙げられる。空港で列に並ぶ手間を省略でき、時間に余裕がないときは特に便利だろう。
また、紙のタグのように使い捨てではないのも環境に優しい。電子ペーパーを採用しているのでバッテリーも長持ちし、旅行の多い人ほど重宝しそうだ。
このBAGTAGは現在、ルフトハンザグループ(ルフトハンザ航空、スイスインターナショナルエアラインズ、オーストリア航空)で利用でき、DS Tagsのサイトで89ユーロ(約1万1000円)で販売されている。対応する航空会社がもっと増えると利用増が見込まれそうだ。
BAGTAG