この記事で紹介する「QuickPad」は、スマートリモコンと言うべきだろうか。6インチ画面の端末であるが、これはスマホではない。PC等を操作するためのリモートコントローラーである。
マウスとはまた違う、アイコンを直接タッチすることでPCの操作性を向上させようというコンセプトの製品、それがQuickPadだ。
・表示アイコンはカスタマイズ可
QuickPadの画面は、カスタマイズ可能である。様々なメディアやツールのアイコンを取り入れ、それをテレビのリモコンのように押す。
この項目の画像を例に見てみよう。Facebook、YouTube、Google、Officeなどのアイコンが並んでいる。それらを指で押せば、まさにテレビ感覚で目的の画面を引き出すことができる。コネクト方法はBluetoothかUSBケーブルによる有線通信。
また、何もリモコンとしてだけの用途でなくても構わない。繰り返すが、QuickPadはカスタマイズが可能。テンキーとしても利用できるし、ゲームのコントローラーにすることもできる。コピー&ペーストをスムーズに行うためのデバイスとしても活用できるだろう。使用者によって、その使い方は様々である。
・マウスに代わる周辺機器
横の画像のQuickPadは、画面上がボタンの配列通りに浮かび上がっている。これは画面上にシリコンカバーを被せているため。このカバーも各用途に合わせた形状のものを用意しているようだ。
カスタマイズ次第では、このQuickPadがマウスに置き換わるものとなり得るかもしれない。もちろん、従来型のマウスと組み合わせる使い方も開拓できるだろう。このあたりは、ユーザーの創造性が試される。
QuickPadは、クラウドファンディング「Kickstarter」で79ポンド(約1万1500円)からの出資枠を公開している。
Kickstarter