・過去のデータや予測を元にダミー製作
アップルの新しいiPhone が、今秋発売されるという話は、今やうわさを飛び越え、業界の常識となりつつある。もう一度おさらいすると、同社がリリースを予定している(あくまでうわさ)製品は、6.5インチのディスプレイを搭載したハイエンドモデル2台、iPhoneSEの新型。
今回、公開された動画は、6.5インチディスプレイタイプと廉価版の6.1インチタイプ。製作を手がけたのは、アップル社の情報サイトとしておなじみの9to5Macだ。過去のデータからダミーを作り、ビデオ撮影したという。
動画のダミーには、これまでささやかれてきたネクストiPhoneに関する多くの情報が、反映されている。その仕様もデザインも、あまたのうわさやソースを元に、想像していたものと一致する。
・廉価版モデルのスタート価格は700ドル!?
ビデオにはまた、携帯アクセサリーメーカーSkech社による、仮モデルのケースが映されている。公式発表に先立ち、すでにケースデザインに取り組んでいるようだ。動画では、6.5インチタイプをiPhone X Plus、廉価版を“低予算” iPhone Xとして紹介。映像で見る限り、“iPhone X Plus”のモックアップは、ディスプレイの分、若干サイズが大きくなっている。
一方、6.1インチモデルのほうの値段だが、最近のレポートでは、700ドル(約7万8000円)がスタート価格になるのでは、と予測されている。大型ディスプレイモデルの価格を上げざるを得ない中、廉価版によって統制を取ろうというのが、同社の狙いらしい。
アップル社の公式発表予定は、9月。動画のデザインが正確か否かは、そのときわかるだろう。
souce by Forbes.com