そこで、開発されたのが「Beeline Moto」。ハンドル付近に取り付ける小型のナビデバイスで、方角と距離を示して目的地へと導いてくれる。
・直径5センチ
ロンドン拠点のスタートアップが3年前に自転車用のナビデバイス「Beeline」を開発したところ人気を集め、「バイク用も是非」との要望を受けて今回Motoが登場した。
Motoは直径51.3ミリ、厚さ20.8ミリとコンパクトなデザイン。スマホと連携させ、アプリ(iOS、Android)で目的地を選んでルートを選択すると、その情報に従ってディスプレイに方角や距離を表示する。
たとえば、十字路に差し掛かった時、直進なのか、それとも右折/左折するのかはMotoで一目瞭然なので、バイクを停めて地図を確認しなくてもいいわけだ。
・時刻やスピード表示も
また、Motoは加速度計やジャイロスコープも内蔵。ナビを必要としないとき、Motoを時計やスピード計として使うことも可能となっている。
ライダー用のナビはGarminなども展開しているが、Motoはコンパクトでシンプルなぶん、バッテリーの持ちがいい。GarminのRider 595が4時間駆動となっているところ、Motoは30時間もつ。
また、マップ情報も世界を網羅しているので、どこへ行こうとも利用できるのも強みだ。
Motoは現在クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達中。今なら129ドル(約1万4000円)〜となっている。すでに目標額は達成していて、7月26日まで出資を受け付けたのち、来年2月に発送が始まる見込みだ。日本への送料は16ドル(約1800円)となっている。
Beeline Moto/Kickstarter