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Start Up 色をスキャンしてデータ化するセンサーとアプリのキット「Nix」が資金募集中

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色をスキャンしてデータ化するセンサーとアプリのキット「Nix」が資金募集中

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Nixありとあらゆるものの色をスキャンするガジェットとアプリのキット「Nix」が、プロジェクト支援サイト「Kickstarter」で資金を募っている。開発者によると、スマートフォンのカメラで撮影したり、あるいは色見本を使ったりするよりも、より正確にデータを収集して色の識別ができるというもので、取り込んだ色を絵の具やペンキなどで“再現”するのに便利だ。

例えば、街を歩いていて素敵なポスターを見つけたとする。ポスターに使われている色が気に入って「壁の塗装をこのポスターと同じ色にしたい」と思ったら、ポスターの色をセンサーでスキャンすれば、それが実際にはどういう色なのかを教えてくれる。スキャンする対象物は限定されない。車の塗装、花、壁、果物、ぬいぐるみ、鍋などさまざまな物体の色をスキャンできる。スマートフォンでアプリを立ち上げてからセンサーを物体にかざし、「Scan」のボタンをタップするだけでOKだ。

読み込んだ色は「RGB」「HSL」「HSV」「CMYK」といった表現法で表示され、壁塗料やペンキ、水彩絵の具、木材着色料などではどんな色になるのかも教えてくれる。材料と特定のブランドを選んで、その材料がどこで販売されているかを調べたり、読み込んだデータにメモをつけて保存したりもできる。

インテリア装飾家やデザイナー、アーティストをはじめとする色に関する職業についている人や、色に関心を持っている人の利用を見込んでいる。Kickstarterではセンサーとアプリのセットが99カナダドルで入手できるが、小売価格は199カナダドルになる見込み。

Nix

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