同じようなサービスを、米国ワシントンD.C.にあるHirshhorn(ハーシュホーン)博物館が始める。来館者が自分のスマホで特定のサイトにアクセスして展示作品をスキャンすることで、作品の詳細やアーティストについて情報を得られるというものだ。
・アプリのダウンロードは不要
サービスの名称は「Hirshhorn Eye(略称Hi)。スマホが浸透し、専用機器ではなくスマホのアプリを使ったガイドを導入する施設が増えてきているが、Hirshhorn博物館が今回導入するのはアプリではなく、ウェブサイトを使ったサービスだ。
来場者は自分のスマホでそのサイト(hi.si.edu)にアクセスして、カメラで作品をスキャンするとガイドを受けられるというもの。アプリをダウンロードする手間が省け、ユーザーフレンドリーだ。
・オリジナルのビデオ
しかもこのサービスでは、作品の詳細を紹介するだけではなく、制作したアーティストのオリジナルメッセージのビデオが閲覧できる。サービス開始にあたり、世界で活躍する草間彌生さんも登場する。
ビデオのほとんどはHi用に撮影されていて、現在150のビデオが用意されているとのこと。来館者はちょっとしたお得気分が味わえそうだ。
Hirshhorn博物館へ行く機会があれば、是非とも活用してみてほしい。
Hirshhorn Eye