実際に、Elisaの5Gネットワークを使って同国のAnne Berner運輸通信大臣がビデオ電話をかけた。
・大臣同士でビデオ通話
この5Gネットワークが使えるのは、フィンランド第二の都市タンペレと、エストニアの首都タリン。
そこで、Berner大臣が電話をかけた相手はエストニアのKadri Simson経済インフラ大臣。国境を超えての5Gビデオ通話となった。しかもこの通話、GSM(第2世代移動通信システム=2G)を活用したとのこと。
・Huaweiと協力
Elisaの5Gネットワークの提供開始に伴い、Berner大臣は「今秋、5Gライセンスに周波帯域3400~3800メガヘルツを割り当てる。これにより、フィンランドは5Gネットワークを構築する最初の国の一つとなる」と話した。
Elisaはすでに5G定期利用サービスの販売も開始。5G対応の端末もパートナー契約しているHuaweiが開発中で、来年にも発売される見込みとなっている。
超高速かつ大容量、そして同時に多くの端末が接続できるという5G、日本でも早期実現を期待したいところだ。
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