そして、そこに強力なツールが加わろうとしている。コロコロ転がりながら、搭載するカメラで周囲をモニターする球状ロボット「Guardbot」。どんな悪路でも、水上でも動けるというもので、軍事利用も考えられるという。
・水陸両用!
米国コネチカット州拠点の会社が開発中のGuardbotは、球状デザインで障害物を避けながら自力で転がる。カメラに加え、GPS、マイクも搭載し、周囲の状況をとらえることが可能だ。
Guardbotの表面は突起に覆われ、スパイクのよう。この突起により、舗装された道はもちろん、砂地やぬかるんだところでも自由自在に動ける。最高スピードは時速14.5キロだ。
驚くことにGuardbotは“泳ぐ”能力も持ち合わせていて、こちらの最高スピードは時速4.8キロとなっている。
・25時間駆動
Guardbotのメリットとしては、設置型の監視カメラと違って自由に動くことが可能なことが挙げられる。コントロールはリモートあるいは衛星を介して行う。
また、ドローンはバッテリーの制限から飛行時間が短いが、Guardbotはフル充電で最長25時間駆動する。
Guardbotの大きさはさまざまで直径13センチのものから213センチのものまであるとのこと。まだ開発中とされているが、製品紹介ビデオを観ると、ほぼ最終段階にきているようだ。将来、Guardbotが街をパトロールする日がやってくるかもしれない。
Guardbot