SDカードの規格策定などを行う非営利団体SDアソシエーションがこのほど、最新のSDメモリーカード「SD Express」と「SD Ultra Capacity」を発表した。
・8K処理にも対応
SD Express には、PCleインターフェースとNVMeインターフェースを加え、これにより転送速度の向上を実現している。
速度が速いということは、画像やデータ処理などを素早く行えることになる。たとえば、4Kや360度のビデオはもちろん、今後珍しいものでなくなることが予想される8Kなどもスムーズに扱えるようになる。
そしてカメラだけでなくモバイル端末、車、IoTデバイスなど幅広い活用が見込まれる。
・2 TBから一気に64倍!
一方の容量だが、現在のSD6.0仕様では最大2 TB。つまり、SD Ultra Capacity の128TBというのは一気に64倍増量されていることになる。
画像や動画が高精細になるにつれて必要とされるデータ容量も大きくなる一方であることを考えると、128TBというのはなんとも心強い。高画質ビデオを存分に撮れる日がまもなくやってくる。
SDアソシエーション