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Tech ミシガン大が世界最小コンピュータを開発。0.04ミリのサイズにしてデータの保持や通信が可能!

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ミシガン大が世界最小コンピュータを開発。0.04ミリのサイズにしてデータの保持や通信が可能!

これがパソコン…信じられるだろうか?ミシガン大学が、米粒よりも小さいコンピュータを発表。その大きさはなんと0.04㎣だ。 実は、3月にはIBMが1mm x 1mmのコンピュータを発表し、それまで世界最小だったミシガン大学...

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これがパソコン…信じられるだろうか?ミシガン大学が、米粒よりも小さいコンピュータを発表。その大きさはなんと0.04㎣だ。

実は、3月にはIBMが1mm x 1mmのコンピュータを発表し、それまで世界最小だったミシガン大学の「Micro Mote」(2 x 2 x 4mm)からチャンピオンの座を奪っている。

これに対してミシガン大学は、Micro Moteをさらに小型化。再び世界最小の称号を奪い返した形だ。

・電源供給がなくてもデータを保持


IBMのマイクロコンピュータ

ところで、ミシガン大学によれば、IBM開発のシステムがコンピュータと呼べるかどうか疑わしいという。

IBMが発表したマイクロコンピュータでは、電力供給がストップするとプログラムやデータがすべて消えてしまい、これはコンピュータの条件としていかがなものか…というものだ。

対してミシガン大学開発のものでは、通電していなくてもプログラムもデータもそのまま残り、正真正銘のコンピュータといえるものだろう。

「Micro Mote」には、プロセッサ、RAM、太陽光発電システムおよびワイヤレス通信システムを備わっている。従来の無線アンテナは大きすぎて使用できないので、電磁波ではなく可視光を用いてデータを送受信する。

また、極めて低電力で稼働するように設計されており、通信先の基地局が送信する光からも電力供給がなされる仕組みだ。

・精密温度センサーとしてがんの研究に活用


「Micro Mote」は、約0.1℃単位で温度を測定できる精密温度センサーとして設計されている。超低電力のシステムでは、電気信号から発生するノイズでさえも精度に大きく影響を与える。このため、「Micro Mote」では温度を電子の周波数ベースの時間間隔で定義。光が送信される間隔から、基地局側で測定された温度を判別するようだ。

さまざまな活用用途が検討される「Micro Mote」だが、まずは腫瘍を解明するための研究に用いられる。腫瘍の温度は正常組織よりもわずかに高いことが、いくつかの先行研究で報告されているが、「Micro Mote」を使って実際にがん組織の温度を測定。より信頼性の高い研究結果を得る計画。

がんの早期発見にも役立つ「Micro Mote」だが、すでにさまざまな業界からの引き合いがあるようで、同マイクロコンピュータの応用範囲拡大が期待される。

参照元:An even smaller world’s smallest ‘computer’/Michigan Engineer News Center
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