信頼のおける幅広いニュースソースから、専従のエディターが適切な情報を選別して読者に提供する。
・速報や分析ニュースを提供
先の米国大統領選挙では「フェイクニュース」という言葉がたびたび聞かれた。テレビやラジオといった既存のメディアに加え、ウェブサイトやソーシャルメディなどでたやすく情報が入手できる時代ではあるが、皮肉にも実はその情報が本当に信頼するに足るものなのかわからない、というのが現状だ。
そうした状況をなんとかしようというのが、今回のAppleニュースの意図だろう。2018年中間選挙に関する速報やハイライト、分析などのニュースを専用セクションで流す。
・確かな情報源から選別
このサービスの肝となるのが、「アップルニュース専従の経験豊富なエディターが信頼のおけるソースから選別する(Apple)」こと。
今回のAppleのニュースリリースの中で、アップルニュースのチーフエディターLauren Kernは「ことさら選挙において、現代ほど確かな情報源によるニュースが必要とされているときはない」「選挙というのはただ争うというものではなく、公正明大に議論するものであるべき」と述べている。
つまり、読者に正しい判断をするための材料を提供しようというわけだ。
いま、ネットではおびただしい量のニュースが毎日流れているが、どれが信用するに値するのか。この中間選挙ではメディアもキュレーションサービスも試さることになるのかもしれない。
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