そんな人向けに開発されたのが、メガネのように装着するデバイス「PEGASI 2」だ。NASA(米国航空宇宙局)が宇宙飛行士の睡眠の質改善に採用しているライトセラピーを活用しているのだという。
・30分間メガネのようにかけるだけ
PEGASIは緑色をした特殊な波長のライトが出るようになっている。このライトが神経システムを刺激し、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの分泌を促す。これが睡眠の質改善につながるという仕組みだ。
使用方法はシンプルで、午前7時から9時の間に30分間、PEGASIを装着するだけ。装着している間は歯を磨いたり、朝食をとったりと普通に過ごせる。また、痛みや不快感などもないので肉体的、精神的負担はなさそうだ。
・日中の効率アップに
メラトニンがきちんと分泌されれば、寝つきもよくなり、また睡眠の質も高まるのは科学的に証明されている。この睡眠の質の改善が、ひいては日中の効率アップにつながるという論理だ。
開発元によると、個人差はあるものの、1週間ほど使用すると効果が出てくるとしている。
PEGASI 2は、クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達中。出資額は現在79ドル(約8700円)〜となっている。日本へは送料19ドル(約2100円)で発送してくれるので、睡眠の質で悩んでいる人はチェックしてみてはどうだろう。出資期限は7月19日。
PEGASI 2/Kickstarter