これまで展開してきたスピーカーやイヤホンのように音楽を楽しむものではなく、睡眠中に装着して質のいい眠りを実現するためのもの。価格は249ドル(約2万7000円)となっている。
・音楽はなし!
Boseといえばスピーカーでしょ、と多くの人が思っているだろう。実際、これまで高クオリティの音楽を楽しむための音響機器を展開してきた同社だけに、今回のSleepbudsは新分野への参入となる。
Sleepbudsの外観は普通のワイヤレスイヤホンだが、音楽は聴けない。その代わり、外の雑音をシャットアウトしつつ、流水サウンドや葉が風に揺れる音などが流れる。これを聴くことでスムーズな入眠や、質のいい眠りを得られるのだという。
・計32時間使用可能
サウンドは、連携するアプリ(iOS、Android)から選べる。現在10種類程度だが、この数は今後増えていく見込みだ。ちなみに音量はこのアプリで調整する。
寝ている間にずっと装着することを前提としているので、Sleepbudsは横向きに寝ても耳を圧迫したりポロリと外れたりすることがないようにデザインされているとのこと。
また、Sleepbudsはフル充電すると16時間駆動し、専用のケースを使うとさらに16時間の使用が可能になる。
最近100ドル以下のBluetoothイヤホンが多数出回っていることを考えれば、249ドル(約2万7000円)という価格はなかなかの設定だ。その一方で、睡眠に関する悩みを抱えている人は多いだけに、どれくらい需要を掘り起こせるか見ものでもある。
Sleepbuds/Bose