この手のものとしては世界初の飛行機となり、今後テストを重ね、2年以内に初の商業フライトを行う予定だ。
・翼にソーラーパネル
飛行機の名称は「SolarStratos」。24メートルもある翼に2人乗りのコンパクトボディとなっている。
最大の特徴は翼いっぱいにソーラーパネルが搭載されていること。ここで集めた太陽光で発電し、20kWhのバッテリーに蓄えた電力だけで空を飛ぶ。つまり、その他の燃料は一切使用しない。
・高度8万フィートまで!
また、高度8万フィートまで到達することができる設計となっているのも注目点だ。通常の旅客機が飛ぶのは高度3万3000フィート(約1万メートル)であることを考えると、かなりの高度であることがわかる。
なので、乗り込む人は宇宙服を着込むことになる。シミュレーションでは2時間かけて上昇し、15分間成層圏に滞在。そして3時間かけて降下するようになっているとのこと。
この飛行機は商業化される予定で、いつか一般の人も成層圏までこの飛行機で“日帰り旅行”できる日がくるのかもしれない。
SolarStratos