この建物を設計した人はおそらくApple製品の愛用者なのだろう。でなければ、こんなデザイン思いつかない。

なんとiPodを模した高層ビル「Pad」がアラブ首長国連邦ドバイのビジネスベイエリアで建設中だ。ほぼ完成に近づいていて、街の中の巨大なiPodはドバイの新たなランドマークとなりそうだ。

・6.5度傾斜

Padは、香港の建築家James Law氏が手がけたもの。26階建てで、写真を見ればお分かりの通り、少し傾いている。

これは、充電ステーションに置いたiPodをイメージしているためで、傾斜角度は6.5度となっている。

・最新テックを装備

Padは「インテリジェント・アパートメント」と呼ぶ集合住宅で、256室備えている。外観もさることながら、インテリアにも力が入っていて、生体認証ロックやスマートライトなどを備える。健康管理に使えるスマートミラーなども設置される予定だ。

このビルはもともと2007年に建設が始まったが、経済的問題で一時中断。そして2013年に再開して、ようやく完成間近までこぎつけた。

販売や賃貸などの開始や価格について今のところ情報はないが、それなりのお値段になることは間違いなさそうだ。

James Law Cybertecture