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次期Apple Watchは物理ボタンがタッチ式になるかも、バッテリー性能や耐水性が向上

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スマートスピーカーに関してはいまのところ存在感が薄いAppleだが、ことApple Watchに関しては大きな成功を収めている。

2017年には1800万台を出荷し、前年比の伸び率は54%。スマートウォッチ市場でのシェアをさらに拡大している。

伸びしろもまだまだある同市場にAppleが注力していることは明らかだが、次期Apple Watchには、新規需要と買い替え需要を捉えた新機能が実装されるかもしれない。

Appleの動向を追い続けるFast Companyが、次期Apple Watchに関するレポートを公表している。

・物理ボタンの設計を刷新


Fast Companyによれば、今年か来年に発表されるApple Watchには、現在の上下に動かして操作する物理ボタンの替わりに、指のタッチを感知して操作する物理ボタンが実装されるとのこと。

実は、この物理ボタンの変更は、ユーザーエクスペリエンスの向上のみでなくApple Watchの機能向上に大きく影響するものだ。

まず、ボタンの上下に必要な隙間がなくなるため、耐水性を強化できる。Apple Watch Series 3では耐水性の向上が主要なセールスポイントとして押し出されていたが、次期Apple Watchでは、これがさらに強化されても不思議ではない。

また、物理ボタンの上下をなくすことで、構成パーツが少なくて済み、スペースが空くぶんをバッテリーに充てられる。Apple Watchの抱える最大の課題はバッテリーの持ちであることは、ユーザーの方なら実感しているだろう。

ソフトウェア的な調整による省エネは、これまにもやりつくされており、バッテリー容量自体を増やすほうが手っ取り早いといえる。

・将来的には物理ボタン自体がなくなる可能性も


物理ボタンがタッチ式のものに替わるのも革新的だが、Fast CompanyによればAppleは、将来的に物理ボタンの一切ない時計の開発を目指しているという。

レポートによると、未来のApple Watchは、デバイスの側面をタッチして操作することになるらしい。

他にも、プロセッサの性能向上で、よりコンピューティングパワーを要するアプリが動かせたり、以前から噂されるMicroLED(現在主流のOLEDに比べ省エネと画質向上を実現)の搭載が進められたりと、Apple Watchの進化は止まらない。

より実用的で表現力豊かになっていくApple Watchは、スマートウォッチだけでなく全時計製品のなかでのシェアを拡大し続けるだろう。

参照元:The Next Apple Watch Innovations, Revealed/The Motley Fool

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