今か今かと、発売が待たれる折り畳み式スマホ。アップルとサムスンで競い合ってきた感があるが、先手を打つのはどうやら、後者になりそう。問題はその価格。20万円というハイプライスに、業界は騒然としている。

・iPhone Xの2倍近い金額

投資会社ゴールデンブリッジ・インベストメントの金 長江（キム・ジャンヒョル）氏は、サムスンは来年早々、Galaxy Xと命名した新製品を発表する、と述べている。端末の価格は、200万ウォン（約20万円）。iPhone Xの2倍近い金額だ。

端末は7.3インチの大型OLEDディスプレイを備え、折り畳むと4.5インチのサイズになる。この情報も以前、金氏がもたらしたものだが、今回それが正しいことも、あらためて確認したという。

・アップル製品の価格に期待!?

同業種の中ではいち早く、折り畳み式電話の開発に臨んできたサムスン。試行錯誤を重ね、2011年にプロトタイプを公開。同年後半には、携帯電話からタブレットサイズの画面へ、完全に折り畳めるモバイルデバイスのコンセプトビデオをリリースし、話題を呼んだ。

開発過程を長く見てきただけに、この価格に対するショックは大きい。こうなると、アナリストたちの期待は、当然iPhoneのほうへシフトするだろう。発売予定は、2020年頃と予測。手の届くプライスを願うばかり。

souce by cultofmac.com