外骨格に覆われているというこれまでにない外観で、かつエネルギーも効率利用されるという、最先端のホテル。マカオの新名所となりそうだ。
・外骨格で強度の確保も
高さ160メートルあるこの建物、まず見るからにアートなデザインが目を引く。建物の真ん中に空間が3つあり、外は全て外骨格に覆われている。
この外骨格はデザイン性に加えて、強度を確保する役割もある。立地場所がマカオだけに台風や地震などを想定しているようだ。
・暑くなりすぎない設計
そして、外観だけでなく、中も美しい。ガラスが多く採用されているため日中は十分な明るさを確保できる。それでいて直射で暑くなりすぎないようになっているとのことで、エネルギー効率に配慮されている。
また、アトリウムの天井はガラス細工を思わせる細かなデザインで、降り注ぐ光の量によって表情を変えそうだ。
2016年に亡くなったHadid氏の遺作ともいえるこのホテルは客室は770室を備え、15日にオープンしたばかり。マカオの新ランドマークタワーとして早くも脚光を浴びている。
Zaha Hadid Architects