歩くには少し距離がありすぎる、かといってタクシーに乗るのもためらわれる−。そんなときに便利そうな移動ツールが間もなくクラウドファンディングサイトIndiegogoに登場する。折りたたみ式の電動スクーター「Mylo」だ。
・最高スピード時速29キロ
Myloは細い躯体に前に2輪、後ろに1輪がついていて、自転車のような外観だ。しかし、250Wのハブモーターを内蔵し、バッテリーで走るれっきとしたスクーター。最高スピードは時速29キロとなっている。
最大の特徴は、折りたためること。シート部分を上に引き上げるようにするとフレームが曲がり、前輪の間に後輪が入り込むような形になる。開発元によると、折りたたんだり、広げたりするのには数秒しかかからないという。
・電車に持ち込める
Myloはコンパクトにたためるので、電車やバスなどにも運び込め、行動範囲を広げるのに役立ちそうだ。
たとえば、電車で郊外へ行き、その先をMyloで散策するとか、自宅からバスで街中に向かい、バス停で降りてから会社までをMyloで移動するといった活用方法が考えられる。
ちなみにMyloの重さは21キログラム。航続距離は24キロメートルとなっている。
Myloは6月19日にIndiegogoに登場する見込み。市販価格は1499ドル(約16万5000円)を予定しているが、Indiegogoでの早期申込では899ドル(約10万円)〜となるようだ。
Mylo