コンパクトながらベッドやミニ冷蔵庫などを備え、ポップアップルーフで空間を拡張できるという充実の内装となっている。
・自然に優しい旅を
寝泊まりするタイプの車として真っ先に浮かぶのがトレイラータイプのキャンピングカーだろう。ロフトを備えたモデルも多く、いかにも“運べる家”といった感じ。
しかし今回、日産が発表したバンはワンボックスカーを寝泊まりできるように改造しているのでかなりコンパクトだ。
最大の特徴はもちろん電気で走ること。キャンパーにはおそらく自然を愛する人が多いかと思うが、自然に負担をかけない形で旅ができるわけだ。
・実際より広い空間に
また、快適そうな内装にも目がいく。折りたたみ式になっている後部座席を広げてフラットなベッドにすることができ、ミニ冷蔵庫やシンク、食材保管スペースなども設けられている。
加えて、ポップアップルーフで空間を拡張できるので、実際以上に広さを感じられそう。オプションでソーラーパネルをつけることもできるようだ。
これなら、テントを設営する手間が省けるのでキャンプがより手軽になり、アクティビティをたっぷり楽しめそう。しかし、残念ながらこのバンは当面スペインでのみの展開とのこと。日本での販売を希望する声が聞こえてきそうだ。
Nissan