折りたたんで持ち運びでき、重さはわずか320グラムとコンパクト化を図った一方で、4Kカメラで高品質の撮影を可能にしているのが特徴だ。
699.99ドル(約7万7000円)で7月1日に発売する。
・独自開発のジンバルも
比較の対象となるのが、前作のBebop 2だ。こちらは重さ500グラムで、折りたためないタイプだった。つまりAnafiではデザイン的に大幅刷新が図られている。
もちろん撮影の機能もグレードアップ。動画であれば4k HDRで撮影でき、静止画は2100万画素とシャープで高精細なものを撮ることができる。
またドローンの撮影で重要なブレ補正機能も搭載。Parrotが独自に開発した垂直に180度傾けることができるジンバルではローアングルの撮影も楽しめる。
・飛行時間は25分
操縦は、専用のコントローラーにアプリFreeFlight 6をダウンロードしたスマホ(iPhone、Android)で行う。ドローンのカメラがとらえた映像がスマホのスクリーンに映し出され、ユーザーは映像をみながらスクリーンをタップしたりコンソールを動かしたりしてコントロールできる。
被写体を自動追従するモードや自撮りモード、シネマスタイルモードなどさまざまな撮影スタイルが用意され、日常のワンシーンやスペシャルなイベント、旅先での風景などを映画のようなアングルと品質で記録できそうだ。
気になる飛行時間は25分。別売りの予備バッテリー(99ドル、約1万1000円)を使えば1時間近く飛ばせることになり、撮影を存分に楽しめそう。
ドローンの購入を検討している人、またドローンをすでに持っている人にとっても、魅力的な選択肢となりそうだ。
Anafi/Parrot