「Kai」は手の指を認識するPC操作機器だ。マウスよりも複雑かつ直感的な動作を、PCに反映させることができるという。
・指の動きを操作に反映
Kaiは拳にはめる形状の製品だ。親指を除く4本の指の動作を読み取ることができる。スワイプ、グラブ、ダイヤル等、使用者は何物にも触れることなくそれぞれの操作を実行することが可能だ。たとえば音量の上げ下げは、オーディオ機器のダイヤルをいじる動作で調整すればいい。
Kaiはその設計上、キーボードのタイピング動作を妨げない。機器を手放す必要がない、ということだ。持ち運びにも不便することはないだろう。
仕事等の日常的なPC操作だけではなく、ゲームにもKaiの機能を転用することができる。また、ロボットやドローンの操作にもKaiを利用できるそうだ。
マウスだけでなく、ドローンのリモコンもこのKaiに禅譲を余儀なくされるかもしれない。
・マウスと組み合わせも可能
また、敢えて従来型のマウスと組み合わせて使用するというのもひとつの手である。複雑な動作を素早く行う必要があるeスポーツのゲーマーにとっては、重宝する製品になるかもしれない。
Kaiはクラウドファンディング「Indiegogo」で、1セット129ドル(約1万4000円)から。
Indiegogo