ローラースケートのように両足にそれぞれ“履く”デザインになっているが、自律バランス技術を搭載し、体重移動などで自由自在に動けるというものだ。
・大きめのゲタ
商品名にホバーとあるが、ホバーボードは地面から浮遊する乗り物のことを指すので、厳密にいえばホバーボードの部類には入らない。
どちらかというと、自律走行するセグウェイにかなり近い。というのも足を載せるボードの下に大きめの車輪が1つあり、乗っている人の体重移動で動くからだ。
セグウェイと大きく異なるのはデザインで、Hovershoes X1はまるでゲタのような形状だ。しかし足をストラップなどで固定するのではなく、ただ置くだけ。
・パフォーマンス用?
また用途もセグウェイとは異なるようだ。セグウェイはあくまでも移動専用のツールだが、Hovershoes X1のデモビデオを見ると、移動に加え、ダンスなどのパフォーマンスを楽しむ活用方法があるようだ。
そのため、最高スピードは時速8キロとさほど速くなく、フル充電時(所要1時間半)の航続距離は8キロとなっている。
ビデオでは、ユーザーは確かにローラースケートやアイススケートのようにターンしたりジャンプしたりと自由自在に動き回っているが、難易度はやや高そう。
Hovershoes X1は7月末にも小売価格499ドル(約5万5000円)で発売される見込みだ。
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