まずは7月末に台湾で発売する。小売価格は169ドル(約1万9000円)となる見込み。
・指先をセンサーに当てるだけ
細長いバンド状のフィットネストラッカーが数多く展開されている中で、VivoWatch BPは名称にあるようにウォッチに近い四角形のデザイン。
スマートウォッチにしてはやや大きめとなる。というのもディスプレイの横にセンサーを設けているからだ。
このセンサー部分に指先をあてることで血圧を測定できる。指先をセンサーにあてるのは15〜20秒間。結果はすぐにディスプレイに表示され、あまりの手軽さに1日に何回も測定してしまいそうだ。
・2つのセンサーを活用
血圧は腕にカフを巻いて測定するのが一般的だが、指先だけで本当に正しく測れるのか、と疑問に思う人もいるだろう。Asusによると、心電図センサーと光電式容積脈波センサーの2つを活用することで正確な測定を可能にしているのだという。
もちろん、フィットネストラッカーとして血圧以外にも運動量や消費カロリー、心拍、睡眠の質などのトラッキングも可能。バッテリーはフル充電で28日間もつとのことで、毎日手首につけて健康管理に役立てられそうだ。
VivoWatchはまずは台湾で7月末に売り出し、8月には欧州で展開する。その後、他のマーケットにも投入すると予想される。血圧を気にする人は多いだけに、自国での発売を期待する人は多そうだ。
Asus