そのAmazonパントリー、1カ月5ドル(約550円)で何回でも無料で配達するサービスが米国で導入された。使うほどにお得になる仕組みで、Prime会員のメリットをアピールする材料となりそうだ。
・利用するほどにお得に
Amazonパントリーは加工品や調味料といった食品や飲料、トイレットペーパーや洗剤といった日用品などをダンボールにまとめて届けるサービス。
米国ではこれまで、重量45ポンド(約20キロ)までのものを6ドル(約660円)で配達していた。
この送料を月額制にして何回でも利用できるようにしたのが今回の取り組みだ。これには1回の買い物額が40ドル(約4400円)以上というしばりがあるが(40ドル以下だとプラス2ドル払う必要がある)、40ドル以上の買い物を月に数回はするという人なら断然お得になる。
・価格的にも遜色なし
Amazonパントリーのメリットは何と言っても、重いもの、かさばるものを自宅まで届けてくれること。仕事で疲れ、その帰りに買い物するのは億劫だし、重い洗剤などを持つのもいや、という人にはうってつけのサービス。しかも、価格的にもスーパーや他のネットショップと競争力をもつ。Amazonはプライム会員向けのサービスを拡充させていて、今回の取り組みもその一環といえる。長時間労働が多く、共働き世帯が増えている日本でも、このパントリーの定額制が導入されることを期待する人は少なくなさそうだ。
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