米国カルフォルニア拠点のスタートアップが開発した「ONYX」。二酸化炭素を排出することなくクリーンに走りつつ、周囲の目も引きそうだ。
・ビンテージ風デザイン
70年代、80年代を意識してデザインされているだけあって、ONYXはかなりクラシックなデザインとなっている。ラフな道も走行できる「RCR」と、街乗りにうってつけの「CTY」の2つのモデルが用意され、どちらも細めの躯体にバッテリーが目立つ他は、余計なものは何もない。
・低価格が武器
性能面では、RCRの航続距離は約120キロで、最高スピードは時速96キロ。インスタントトルクは72ボルトあり、ちょっとしたツーリングに良さそう。一方のCTYはより控えめで、航続距離64キロ、最高スピードは時速48キロ。インスタントトルクは48ボルトと、街中で乗るには十分だろう。
何よりONYXの武器は価格だ。電気タイプながら、今なら2299ドル(約25万円)〜となっている。額面だけみれば決して小さくはないが、ガソリンタイプの価格やガソリン代などを考えると、コスパ的には良さそうだ。
ONYXはすでにIndiegogoで調達目標額を達成。あと1カ月ほど出資を受け付けたのちに生産に入り、9月にも発送が始まる見込み。デザインにこだわった電気バイクが欲しい人は要チェックだ。
ONYX/Indiegogo