ネットワークカメラに求める機能は、スマホからの操作や視聴、異変を察知しての通知…といったところだろう。
こうした機能を一通り備え、その場で回転して自動監視を続けるネットワークカメラをご紹介する。
30ドル(約3300円)と低価格ながら、豊富な機能を備えた「Wyze Cam Pan」の実力をご確認いただきたい。
・レンズや本体が回転し360°を撮影
Wyze Cam Panはグルリと回転して360°の撮影やライブビューイングが可能なネットワークカメラだ。120°の広角レンズを備え、解像度は1080pフルHDとなっている。
Wi-Fiネットワークに接続して利用。操作はiOS/Androidアプリからおこない、画面をピンチすることで8倍までのデジタルズームが可能だ。
オートパイロット時には、4つの撮影エリアを設定できて、最大110°/秒のスピードで回転。各撮影エリアを10秒づつ撮影しながら監視を続ける。
・動きのあるものを自動検出して通知
動きのあるものを自動的に検出して追跡。これにより、ペットの状況が確認できるほか、侵入者を捉えることも可能となる。
また、スピーカーを搭載しているので、遠隔から呼びかけてトラブルをその場で解決できそうだ。
さらには、ナイトビジョンにも対応していて、6つの赤外線LEDにより9メートル先まで鮮明に映し出す。
・イベントを検出して自動録画、クラウドに保存
目玉機能のイベントの自動録画では、動きや音、煙を検出すると自動的に12秒間撮影するように設定できる。加えて、プッシュ通知をオンにすることで、遠隔から何が起こったかが確認できて安心だろう。
動画およびタイムラプス動画は、暗号化を使ったアップロードで安全にAWSのクラウドストレージに保存され、月額料金なしで14日間アクセス可能。
もちろん、ローカルストレージやmicroSDカードへの録画にも対応していて、ローカルストレージなら約2日分、32GBのmicroSDカードなら約7~8日分の動画がストックできる。ストレージが一杯になったら上書きで保存していく仕組みだ。
ご覧のようにWyze Cam Panは、コストを抑えて安心を得たい方にとって最適なプロダクトだろう。
Wyze Cam Pan