・洗練されたデザイン「Hero Arm」
開発を手掛けるのは、2014年に設立された英国ブリストルに本拠を置くスタートアップOpen Bionics。まず驚くのはその外見だ。洗練された近未来的なデザインで、装着しても全く違和感がない。
大人だけでなく、9歳からの利用に対応。 子どもから大人まで、幅広い年齢層の義手ユーザーにとって朗報となるだろう。「Hero Arm」という名を冠するだけあって、特に子どもたちにとっては、あたかも自分が映画やアニメの主人公になったかのような高揚感をもたらしてくれるに違いない。
・3Dプリントによる生産
機能面も申し分ない。内部の特殊なセンサーが筋肉の動きを正確に察知し、ユーザーの望み通りの動きをHero Armは難なく行ってくれる。軽量ながらパワフル、最大で8kgまでの重量に耐えられるという。
製造は最先端の3Dプリントにより、一つずつカスタム生産。したがってユーザー個々のサイズに合わせたきめ細かな調整が可能だ。また、サイズだけでなく、カバーや本体のデザインまでも、自分好みのものに変えることができる。まさにユーザーにとって世界に一つしかない、自分の腕となってくれるだろう。
最先端のバイオニクス技術が惜しみなく使われながら、価格は競合製品の半分以下に抑えられるとのこと。必要とする方に、ぜひ紹介してあげてはいかがだろうか。
Hero Arm, Open Bionics