ドイツでリース車のオプションとして展開され、そのほか日本や英国、米国、中国でも利用できるようになる見込みだ。
・3.5時間でフル充電
対象車種は530e iPerformanceモデル。システムは電力を供給するパッド「GroundPad」と、車の下部に取り付けるレシーバー「CarPad」から構成される。
GroundPadの方に付いているケーブルをコンセントにつなぐと、車をそのパッドの上に停めるだけで自動充電されるようになる。パッドの中にコイルが埋め込まれていて、電磁場を介して電流をレシーバーへと流す仕組みだ。
BMWによると、出力は3.2kWで、3.5時間でバッテリーをフル充電できるとのこと。
・屋外での利用も可
パッドはあらゆる環境で利用可能。ガレージなどの建物内はもちろん、屋外駐車場への設置も大丈夫だという。人や動物などが載った場合はセンサーがそれを感知し、自動シャットダウンする。
また、車とパッドはWi-Fiで連携し、車をパッドの上に停める時は、車内モニターにラインを映し出して停車位置を表示し、パッド上へとガイドする。
コンセントを繋ぐ必要がなくなれば当然ユーザーの利便性は高まる。他メーカーの追随も予想されそうだ。
BMW