航続距離を従来に比べ17%伸ばし、客室内の静粛性を高めているのが特徴だ。
・航続距離2661キロ
Eliteの型式はすでに米国連邦航空局と欧州航空安全局に認証されていて、米国と欧州で今夏発売する見込みだ。
ホンダジェットの特徴である、翼の上にエンジンがくるデザインはそのままに、機能を高めている。目玉はなんといっても航続距離の改善で、燃料タンクを大型化することで396キロメートル増の2661キロメートルとなった。
・2017年納入はトップ
また、エンジンへの空気取り入れ口の構造を改良し、騒音を抑制しているのもポイント。ビジネスジェットは会社の経営者などが利用し、移動しながらビジネスを行うシーンが多いだけに、騒音抑制はかなり魅力となりそうだ。
そのほか、フライトの各ステージで飛行速度やクルーズ高度を最適化するシステムも搭載している。
ホンダジェットの2017年の納入機数は43機で、小型ジェットのカテゴリーでは世界トップ。今回の新型機投入でさらなるマーケットの開拓を目指す。
Elite は5月28日から31日までEBACEで展示される。
HondaJet