何かと便利なこのカバー、さらに使い勝手がよくなるかもしれない。Appleはこのほど、ノーティフィケーションなどを表示できるSmart Cover の特許を出願した。
・2つのバージョン
特許申請書類によると、カバーは現在販売されているものと似たフォームで、背面側に折りたたんでスタンドとして使えるのも従来と同じだ。
しかし決定的に異なるのが、カバーをしたままノーティフィケーションなどを確認できる機能。どうやら2つのバージョンが検討されているようだ。
1つは、カバーの一部分が透明になっていて、iPadのディフプレイの一部が見えるというもの。その部分にノーティフィケーションを表示することで、カバーを開けなくてもチェックできるようになる。もう1つが、透明部分と、LEDディスプレイの2つを備えたバージョンだ。
・メール着信を確認できる
どちらのバージョンも、カバーをあけることなく、メールやメッセージの着信の有無を確認できるというコンセプトで、実現すれば確かにかなり使えそう。
もっとも、特許を出願したからといって商品化される保証はない。しかしこのプラスアルファの機能をもたせたSmart Cover開発に伴ういくつかの特許は2012年にさかのぼり、Appleがそれなりに真剣に取り組んでいることをうかがわせる。
商品化をのぞむ声が世界中のiPadユーザーから聞こえてきそうだ。
United States Patent and Trademark Office