こうした課題を解決するのが、キーの配置をカスタマイズできる拡張キーボード「Delux Designer」だ。「Delux Designer」は、その名の通り、デザイナーの利用に最適化されたメカニカルキーボードだが、あらゆるシーンで業務効率化を実現してくれそうだ。
・操作感が追求された設計
「Delux Designer」は一見すると大きめのテンキーのよう。いかにも左手にフィットしそうなデザインに、中二病心をくすぐるバックライトを備える。
1つひとつのキーが広めに配置されていて、タイピングしやすい設計になっていて、キータッチはもちろん、メカニカルキーボードならではの小気味よいものだ。
注目したいのは、操作感を大幅に向上させる左下のダイヤル。このダイヤルにはズームやスクロール、さまざまなパラメーターが割り当て可能で、ビジュアルの直感的な調整に重宝するだろう。フォトショップやイラストレーターなどのソフトに初期対応しているが、設定次第でほかのさまざまなソフトで利用できる。
・ショートカットキーやマクロをワンキーに
キーの割り当てはパソコンから簡単に設定できて、たとえば、「CTRL」+「ALT」など、よく使うショートカットキーを1つのキーに割り当てるような使い方ができる。
さらには、一連のキー操作をマクロとして登録することもできるので、毎日何度となく同じ操作をしている方にとっては大幅な時間と手間の短縮になるだろう。
50種類以上のパターンがキーに割り当てられるとのことで、ソフトによって切り替えて活用したい。
「Delux Designer」は現在Kickstarterで出資を募っていて、542香港ドル(約7600円)でプロダクトの入手が可能。なお、発送は今年の7月の予定となっている。せひとも、メインキーボードの補助役として手元に置いておきたいプロダクトだろう。
Delux Designer/Kickstarter