そこでYouTubeがアプリで新たに導入するのが閲覧中に「休憩」をリマインドする機能だ。
・適度な休憩を提案
リマインドの間隔は、15分、30分、60分、90分、180分から選べる。設定した間隔でスクリーンに「休憩しませんか」とリマインダーが表示される仕組みだ。
夢中で観ていても、こうやってリマインドされることで適度に休憩を入れられるわけだ。
使うには、アカウントのアイコンをタップし、設定のタブから間隔を選ぶ。もちろん、リマインダーを使わない設定も可能だ。
・閲覧時間の案内も
YouTubeアプリではまた、どれくらいの時間閲覧したかがわかる機能も間もなく加わる見込みだ。この機能では、その日や前日のトータル、過去7日間の累計、そして毎日の平均も表示される。
わざわざこうした機能を設けるのは、“インターネット中毒”が社会問題化しつつあるからだろう。YouTubeの親会社Googleは先日開催した開発者会議I/O 2018で、「Digital wellbeing」という言葉を使って“節度あるデジタルライフ”を提案する姿勢を打ち出した。
アプリなどの使い方は基本的にユーザーに委ねられる部分が大きいが、アプリを提供する側にも社会的責任があるということなのかもしれない。