そのSpotMini、ボストン・ダイナミクス社が2019年にも発売することを明らかにした。SpotMiniは四つ脚の犬型ロボットで、施設や建物内のパトロールといった活用方法を想定しているようだ。
・急速に進化中!
先日案内したビデオにある通り、SpotMiniはマップデータや3Dビジョンシステムで空間を認識しながら、建物内を自由に移動できる。
ビデオでは、SpotMiniは迷子になったりすることはもちろんなく、細い通路も壁にぶつからずに通り、そして階段も上り下りするなど、その進化ぶりを見せつけた。
・“番犬”として
SpotMiniにはアームを搭載するバージョンもあり、以前公開されたビデオでは、このアームを使ってドアを開けていた。つまりオフィスや工場といったところで人の手を借りることなく行動できるのだ。
そうしたことから、セキュリティの役目を担わせると、まさしく“番犬”となる。
SpotMiniは現在、プロトタイプが10体あるのみで、まずは年内に100体を製造する見込みだ。価格などについては不明。そうお安いものではないだろうが、そのうち一般家庭の庭先にもロボット犬が登場する日がくるのかもしれない。
SpotMini/Boston Dynamics