今まで、生音の替わりに打ち込みのリズムパターンを使ったり、録音素材を流して我慢していた方には朗報。さまざまなパターンでカホンを演奏してくれるロボットが登場した。
「Cabot」があれば、たとえプレイヤーが1人でも生カホンとのジャムセッションが楽しめる。京都発のスタートアップ、UTSUWAが開発する「Cabot」について紹介していく。
・3本の腕で多様なリズムを打ち出す
「Cabot」はカホンに取り付れば、事前に作成されたリズムを演奏してくれるロボットだ。さまざまなジャンルに適したリズムを奏でられる人気楽器、カホン。演奏のポテンシャルは高い。
ギターはもちろんピアノやサックス、バイオリンやラップなどとジャムセッションできて、ライブに「Cabot」を連れて行けば質の高いプレイを披露できるだろう。
ぼんやりと光を放ちながら3本のアームで演奏するさまは、オーディエンスの目を引くことも間違いない。
・ほかのユーザーが作成したリズムパターンも利用可能
演奏してほしいリズムパターンは、iOSアプリやシーケンスソフトを使って自分で打ち込むか、プリセットされたものを使う。さらには、ほかのユーザーが作成したものもクラウドからダウンロードできるので、ネタに尽きない。
リズムの切り替えにはフットスイッチが使え、PCとつなげれば既存のシーケンスソフトなどからの制御も可能だ。
「Cabot」なら、3本のアームを駆使して実際には演奏できないような超絶技巧をこらした演奏も可能だろう。
「Cabot」は現在Kickstarterで支援を受け付けていて、フットスイッチも含めた支援額が8万3160円から。目標金額に到達すれば来年3月に発送される予定となっている。
Cabot/Kickstarter
Cabot