さまざまな機能を持たせるため幅広いプログラミングを考えてもらう開発者向けモデルとなる。
・プログラマーなら誰でも
今年1月のCESでMistyの初代を発表したが、こちらは“いかにも試作段階”というベータモデルで、ごく限られたデベロッパー向けだった。
しかし今回のMisty Ⅱは外観が洗練されただけでなく、中身もバージョンアップ。そしていろんな機能をもたせたいという願望を持つプログラマーなら誰でも入手可能となっている。
・自動走行できる
基本スペックとしては、クアルコムのSnapdragonプロセッサー2基、Windows IoTコア、Android 7で作動し、Wi-Fiでストリーミングできるようマイクや4Kカメラなども搭載している。
また、マッピングや障害物回避などのためのセンサーも各種内蔵していて自動走行も可能。加えて、今回は腕も備わった。こうした機能を活用してオリジナルのコマンドを作れるのだ。
・先着250台は半額以下
このロボットに持たせられる機能例として、開発元は「留守中の家の見回りをする」「客の案内をする」「棚にある食料品のリストを作る」など多数をサイトで挙げている。
もちろん、ソフトウェアデベロッパーのアイデア次第でもっとユニークな機能を持たせることが可能で、それらの作業は開発者にとってはかなりエキサイティングなものとなるはずだ。
Misty Ⅱ開発元は現在、自社サイトでクラウドファンディングを実施中。最終的な予定小売価格は3200ドル(約35万円)だが、先着250台は1499ドル(約16万円)、それ以降は1599ドル(約18万円)で販売する。出荷は今年12月を見込んでいるとのこと。
Misty Robotics