「Project Neptune」として昨年9月に発表されたものだが、デザインはすでに完了し、このほど製造がスタートした。今年後半にも第一号がお披露目される見込みだ。
・海中を360度見渡せる!
アストン・マーティンといえば、映画「007」の主人公、ジェームズ・ボンドが乗り回す“ボンドカー”のメーカー。プレミアムなスポーツカーを多数手がけていて、そのアストン・マーティンが開発するだけに潜水艦もどことなく高級感が漂う。
潜水艦と聞くと、海軍などが使用する無骨なものを思い浮かべる人もいるかもしれないが、Project Neptuneの潜水艦のデザインはかなり洗練されている。
ボディの半分ほどは透明なドームで覆われていて、視野360度を確保できるという実用性に加え、未来感もたっぷり。座席は革張りで、茶色を基調としたシックな内装だ。
・最大深度500メートル
もっとも、潜水艦そのものの建造は米国の潜水艦メーカーTriton Submarinesが手がける。スペックとしては操縦者1人、乗客2人の計3人乗り。最大耐水深度は500メートル、最高スピードは時速9キロ超となっている。
なぜ車メーカーが潜水艦?と思わなくもないが、アストン・マーティンの顧客が富裕層であることを思えば、こういった需要は意外にあるのかもしれない。未来のジェームズ・ボンドもこの潜水艦に乗るかも?
Aston Martin