ブリーダーにとって、犬は人間同様の家族である。だからこそ、自分が留守にしている間の犬がどのような状態かを常に把握しておきたい。Moxieがあれば、愛犬の様子をいつでも確認することができる。
・愛犬から着信が
この製品のPR動画がなかなか面白いので、ここで説明させていただこう。Moxieの用途も十分に説明している内容である。
主人公はオフィスワーカー。彼のデスクには、愛犬ペニーの写真が飾ってある。PCのデスクトップ画面にもペニーがいる。いつでもどこでも犬のことを考えている、という男だ。
仕事のことで同僚に話しかけられた最中、主人公のスマホが鳴る。着信の相手は、何とペニーだ。「僕の犬から電話がかかってきた」。それを聞いて、同僚が唖然とする。
ペニーのハーネスには、Moxieが装着されている。HDカメラはペニーが見ている光景を映し出し、飼い主に伝える。この映像は、専用アプリで他のユーザーとシェアすることが可能だ。
ちなみに、ペニーは本当に自分で電話をかけてきたというわけではない。予めMoxieで発信する時刻やスパンを設定する、という仕組みのようだ。
接続はWi-FiとBluetoothに対応。バッテリーは1220mAh容量だが、これはカートリッジ型で簡単に交換できる設計だ。
・今年8月配送
現在、クラウドファンディング「Kickstarter」に貼られている画像はプロトタイプのようだが、出資者への配送は今年8月を予定している。すでに製品版量産の目処は立っている、ということか。
出資枠は124ドル(約1万3500円)から。なお、この枠にはMoxie本体のほか、ハーネスとオリジナルTシャツもついている。日本への配送にも対応するという。
Kickstarter