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Start Up キャンパスを対象に世界初の自律走行ロボットによるデリバリーサービスがスタート

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キャンパスを対象に世界初の自律走行ロボットによるデリバリーサービスがスタート

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Skypeの共同創業者らが2014年に設立した「Starship Technologies(スターシップ・テクノロジーズ)」は、2018年4月30日、世界で初めて、米国および欧州の企業や学術機関のキャンパスを対象に、自律走行ロボットによるオンデマンド型デリバリーサービスをリリースした。

・自律走行ロボットが注文した商品を30分以内に配達


「Starship Technologies」では、これまでに、米国・英国・ドイツ・スイス・エストニアの5カ国で、自律走行ロボットを活用したデリバリーサービスの実証プログラムを実施。

また、同社が開発した自律走行ロボットは、世界20カ国100都市で10万マイル(16万キロメートル)以上の走行実績がある。

このほどリリースされたデリバリーサービスには、半径3キロメートル圏内を網羅する自律走行ロボットを導入。

ユーザーが専用スマホアプリでフードメニューやスナック類、飲み物などを注文し、配達場所を指定すると、屋内・屋外を問わず、キャンパス構内であればどこにでも、注文した商品を自律走行ロボットが配達する仕組みだ。

ユーザーは、その移動状況をリアルタイムで追跡でき、スマホアプリを介してロボットの荷物入れを解錠して、商品を受け取る流れとなっている。

・2019年末までに世界規模で展開する方針


「Starship Technologies」は、フードサービスの運営やファシリティマネジメントなどを手がける多国籍企業「コンパス・グループ」と提携し、すでに、米カリフォルニア州マウンテンビューにある会計ソフトウェアベンダー「Intuit」のキャンパスで、このデリバリーサービスを運営中。

今後は、さらに対象エリアを拡大させ、2019年末までには、世界規模でサービスを展開していきたい方針だ。(文 松岡由希子)

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