この記事では、「DriveSafe」という新型ドライブレコーダーを紹介したい。車外だけでなく、車内にも目を向けた設計思想の製品だ。
ドライバーの顔を監視するドラレコ
ドライブレコーダーの意義、それは事故が発生したあとの対策である。悪質な運転の車がこちらに衝突した場合、警察と保険会社にそれを証明することができる。衝突事故の際、その一部始終を記録するブラックボックス機能ももちろん用意されている。衝突前後の映像と、GPSを使った位置情報の自動記録だ。
だが、DriveSafeはその所有者にもレンズを向けている。この製品は進行方向に向けるフロントサイドカメラと、所有者自身を撮影するドライバーサイドカメラのふたつがセットになっている。
長距離運転の末、ドライバーの目蓋が徐々に重くなる。今にも寝てしまいそうだ。だが、もし1.2秒以上ドライバーが目をつむっていると、DriveSafeがそれを感知して警告を発する。
スマートフォンとの連携はWiFi経由。その映像を専用アプリでいつでも確認することができる他、DriveSafeユーザー同士で映像をシェアする機能も備わっている。
後方を記録するカメラも
フロントサイドカメラは1080P対応。内蔵ストレージは8GBだがSDカードにより64GBまで拡張できる。
クラウドファンディング「Kickstarter」でキャンペーンを展開しているが、出資枠の種類は複数ある。ここでは上記2種類のカメラの他、車体後部の様子を記録するリアビューカメラが付属している出資枠を紹介しよう。4月25日の時点で、179ドル(約1万9300円)という価格で提示されている。
Kickstarter