これらを完成させるには、これまでは別売りのRasberry Piを用意する必要があった。しかしこのほど必要なものが全て揃った新キットが登場し、米国の大手小売Targetの店頭やオンラインショップで販売されている。
・教育現場でも活用
このAIYプロジェクト、開発や自作が好きな人だけでなく、教育現場での活用も広がり、より手軽に取り組めるようにとバージョンアップ版の投入となった。
Rasberry Pi Zero WHやプロビジョニング済みSDカード、Rasberry Pi Cam 2など必要なものが全て揃っているので、キットを購入してすぐに組み立てに取りかかれるわけだ。
・親子で楽しめる
Googleアシスタント機能がビルトインされているVoice Kitを組み立てると、音声で質問に応えるスピーカーができる。こちらの価格は、49.99ドル(約5400円)。
一方、Vision Kit は対象物や被写体を認識できるスマートデバイスを作ることができ、こちらは89.99ドル(約9800円)。どちらもリーズナブルプライスで、親子で楽しむのにも良さそう。
ただ、残念なことに両キットとも米国でのみの販売。ゴールデンウィークや夏休みにアメリカに旅行する予定がある人はTargetをのぞいてみてはいかが。
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