スパの一室のような描写だが、Volvoの新コンセプトカー「S90 Ambience Concept」はまさにそうした癒し空間を演出する仕様となっている。
・天井にオーロラや森
Volvoがこのほど明らかにしたこのコンセプトカーは、映像とオーディオ、香りがセットになったモードが7つ用意され、スマホ専用アプリで選べるようになっている。
「オーロラ」「スカンジナビアの森」「白鳥の湖」といった映像が車の天井に映し出されると、それに合った音楽や香りが流れ、乗っている人のリラックスを促すという仕組み。
都会の喧騒を離れたり、仕事の疲れを癒したりするというコンセプトで、中国市場にフォーカスして開発された。
・くつろげる空間
車内は、助手席がない3座席のデザイン。通常助手席が設置される部分は後部座席の人が足を伸ばすスペースになっている。さながらリクライニングチェアで足を伸ばすような感じでくつろげる。
運転する前にゆっくりするという使い方もできるが、どちらかというとお抱え運転手のいる人が、移動の間に車内でリラックスするという使い方を想定しているのかもしれない。
このコンセプトカーは中国・北京で25日開幕したモーターショー展示されている。
Volvo