この記事で取り上げる「TouchMe」は、PCに常時装着することができる指紋認証デバイスである。
SNSのログインにも対応
TouchMeはUSBデバイスだ。これをPCのUSBポートに装着する。それだけでこのPCは指紋認証機に早変わり、というわけだ。
カフェやコワーキングスペースは、言い換えれば「公共の場所」である。不特定多数の人間が出入りしているのだから、PCの管理はしっかりしておきたい。トイレに行く際、PCにロックをかける手順は欠かせない。
だが、その解錠作業を面倒だと考えてしまうのもまた人間だ。TouchMeなら、側面のパッドに指をかざすだけで即解錠。時間にしてわずか0.2秒である。
そしてこの製品、SNSや電子決済サービスのログインにも対応するという。そのラインナップを見てみると、FacebookやTwitter、ebay、Amazon、YouTube、Yahoo、PayPalなどが名を連ねている。これらのサービスを利用する際も、TouchMeでの指紋認証がパスワードの代わりになる。
ラインナップは2種類
TouchMeは2種類用意されている。「M100」と「M150」だ。後者は上位版で、ファイルの暗号化機能がついている。
クラウドファンディング「Indiegogo」で、M100は25ドル(約2700円)、M150は43ドル(約4600円)からの出資枠が用意されている。
Indiegogo