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日本の技術とデザインを採用!KLMが新しいビジネスクラスシートを発表

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航空機内装品メーカーJamco(ジャムコ、本社・東京)の新ビジネスクラスシート「Venture」がKLMオランダ航空のボーイングドリームライナー787-10機に採用されることになった。

Ventureは従来のシートより軽量で、構成するパーツを少なくしているのが特徴。なおかつ18.5インチのモニターが据えられるなど居住性と快適性も向上している。

・8機に搭載、来年登場


Jamco は昨年Ventureを発表し、採用するのはKLMが初めてとなる。ドリームライナー8機に搭載し、初号機は2019年にお目見えする見込みだ。

Ventureのシートは全席が通路に面している。フルフラット仕様で、各座席に18.5インチのモニターを設置するなど快適な空間を演出し、またホテル客室のような「Do not disturb(サービス不要)」ボタンもアームレストに設置される。

・軽量化で燃費向上も


運用する側にとっては、乗客への快適なシートの提供はもちろん、既存のシートに比べ軽量化されていること、一体成型により使用する部品が45%少なくなっていることもメリットだ。これにより、燃費や整備性の向上が図れる。

また、シートを斜めに配置するヘリンボーン配列により、限られたスペースを効率的に活用できるのも大きい。

日本の技術とデザインによるこの最新ビジネスクラスシート、他航空会社でも採用されることを期待したい。

KLMオランダ航空

Jamco

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