同社はこのほどシリーズDラウンドで1億400万ドル(約111億円)を調達したが、うち米州住友商事が1200万ドル(約13億円)を拠出。戦略的パートナーシップも結び、住友商事がアジア展開、とりわけ日本への進出をバックアップする。
・Airbnb車版
Turoは米国サンフランシスコ拠点のカーシェアリングをオンラインで仲介するサービス。いわばAirbnb車版で、貸し手と借り手をマッチングする。
個人所有の車を借りるので、レンタカーなどより予算を安くあげられるのが最大の魅力だ。レンタル料金は既存レンタカーより平均して35%ほど安く、利用者は右肩上がりに増えている。
・5500都市に拡大
現在の登録台数は約23万台で、米国(ハワイ含む)、カナダ、ドイツ、英国などの5500都市と500の空港で利用できる。
借りるロケーションはもちろん、車種などもサイトで自由に選べるので、利便性に加え「この車に乗ってみたかった」という希望を実現することもできる。
貸し手にとっても、自分が使用しない間に車を貸し出すことで収入を得ることができる。ちなみに、登録しているオーナーが貸し出しで得られる収入はこれまでのところ月625ドル(約6万7000円)とのことで、ローンの返済などにあてることもできそう。
Airbnbがあっという間に広まったように、日本でも展開されればすぐに旅行の際の有力な交通手段となりそうだ。
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