現在でも、AppleのCarPlayやAndroid Auto用のSpotifyアプリが用意されており、音声コントロールにより車でSpotifyのプレイリストを流すことは容易だ。
にもかかわらずSpotifyが独自のオーディオプレイヤーをリリースするとすれば、さらなるユーザビリティの向上を確信しているからに違いない。
・デバイスの写真とサブスクリプションプランが流出
Spotifyのオーディオプレイヤーは、音楽配信サービスのための車載デバイスでAmazonのAlexaによる音声コントロールに対応している。
通信はスマートフォンと接続するのではなく、4Gネットワークを利用するようだ。
写真を見たところ、円形デザインのデバイス本体は全面液晶画面になっており、曲のコントロールおよびシャッフル用の物理ボタンを備えている。
2月に、複数人のSpotifyユーザーがスマホアプリを通してオファーを受け取っており、これによればデバイスは、月額12.99ドル(約1400円)、または年間155ドル(約1万6600円)のサブスクリプションプランの一部として提供されるとのこと。また、別のユーザーは月額14.99ドル(約1600円)でプレオーダーを提示されたようで、情報は錯そう気味だ。
・Spotifyは車載デバイスに興味津々
いずれにしても、オファー画面はそのときしか表示されなかったようで、2月以降にはオファーを受け取ったとの声もなくなった。もちろんホームページ上に車載デバイスについての記載はなく、未定の情報が誤って配信された可能性もある。
Spotify側も車載デバイスのリリースについては否定しているが、同社は最近、ハードウェアに関するプロジェクトのジョブリストを出していたり、スマホアプリでボイスコマンドをテストしたりしているようだ。
また、音声コントロールに対応したキャデラック用のアプリを公開しており、車載デバイスと音声コントロールを重要視していることが見てとれる。
4月24日の発表が、リークされたデバイスについてかどうかは不明だが、近日Spotify独自の車載オーディオプレイヤーがリリースされる可能性は高いだろう。
参照元:Spotify’s first hardware device might be this music player for your car/The Verge