欧米では、日本よりトレーラーハウスが充実していて、おしゃれなものも多い。今回は、フランスのスタートアップBALUCHONが手がけた「Utopia」を紹介しよう。コンパクトながらスペースをうまく活用しつつ木材をふんだんに使い、気の利いたデザインでいかにも快適そうだ。
・寝室はダブルベッド
車で牽引できるUtopiaは、長さたったの6メートル。しかし開発元によると、カップル2人が十分に暮らせる居住空間という。
入り口の扉を開けると、リビングが広がる。ソファやカウンター式テーブルがあり、その奥にキッチンやトイレ・シャワーがある。
リビングにある小さな階段をのぼるとロフトがあり、そこが寝室。ロフトなので天井が近くに迫っているが、ベッドはダブルサイズだ。
・大きな窓で開放感
目をひくのが、木材をふんだんに使った内装。テーブルはもちろん、キッチンカウンターや階段、天井とあらゆるところに木材を使っていて、木ならではの温もりが漂う。
また、入り口とは別に大きな窓があり、開放感があるデザインになっているのもポイントだ。光を十分に取り込むことができるので、晴れた日は照明はいらなさそう。
ロフトへの階段の下に小物を置けたり、窓の上に本棚があったりとスペースを上手に使っているのもセンスを感じさせる。
Utopiaの価格は発表されていないが、Utopiaの前モデルは4万2500ユーロ(約556万円)で、それに近い額での販売となることが予想される。多くの人にとって憧れのマイホーム。これなら手が届きそうだ。
BALUCHON