DuPontは化学製品やエレクトロニクス、エネルギー資源など幅広い分野で事業を展開しており、そのうちの1つが建築・インテリア素材の生産・供給だ。中でも人工大理石「Corian」は強度やデザイン性に優れており、現在開発中の充電カウンタートップにもこの材料が使われている。充電スタンドから電磁石で電気をカウンター内に引き入れ、電池メーカー「Duracell」のケースを装着したスマホをカウンターに置くとワイヤレスで充電ができる。
DuPontはこのほど、Power Matters Alliance(PMA)に加盟した。PMAにはDuracell のほかAT&TやStarbucksなども参加しており、今回の加盟で商品の共同開発を一層進め、あらゆるシーンでの実用化を目指す。このカウンタートップを家庭のキッチンカウンターや職場の机、カフェのテーブル、洗面化粧台といったインテリアや家具に使えば、スマホを充電するという行為が日常の何気ない行動の中に取り入れられるようになりそうだ。
Power Matters Alliance