そのクラシックミニの電気版が、ニューヨーク国際オートショー(3月30日−4月8日)展示用に製作・発表された。ただ、写真を見て胸に矢がささった人には申し訳ないが、残念ながらこのクラシックミニ電気版は展示のみとなっている。
・クラシックな外観そのまま
クラシックミニ電気版は、やや丸みを帯びたキュートな形、コンパクトなつくり、3ドアなど、基本的にクラシックミニの外観そのままだ。
ただ、給油口が電気チャージャー口になっているという変化があったり、電気自動車を表すプラグが描かれたロゴがエンブレムとタイヤホイールハブに入っていたりという変化はある。
・現行ミニEVは2019年発売
今回のクラシックミニ電気版は展示用だが、一方で現行ミニデザインの電気版の開発は進んでいる。こちらは2017年のフランクフルトモーターショーでコンセプトがお披露目され、オクスフォード工場で2019年から生産される予定となっている。
2019年というとクラシックミニ誕生60周年という節目にあたる。
いま、車は石油・ディーゼルから電気へと変わりつつある。また、環境意識の高まりから、小型車への回帰もみられる。そうした風潮に合った現行ミニ電気版、発売時にはまた大きな話題となりそうだ。
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