そのMomentが、今度はアナモルフィックレンズを発表した。映画のようなワイドスクリーンが撮れるというものだ。
・1.33倍横長に
映画でよく目にする、画面の上下に黒い帯が入った映像。そんな横長映像の撮影を可能にするのがMomentのアナモルフィックレンズだ。通常の1.33倍横長に撮れる。
イベントや、あるいは広大な風景などをシネマティックに撮りたいという時に活躍する。アナモルフィックレンズ搭載のカメラというとプロ向けだが、スマホでも同じような撮影を可能にした。ソフトウェアでビデオや写真のアスペクト比を転換することもできる。
・ケースやジンバルも
今回、Kickstarterではこのアナモルフィックレンズの他に、スマホ機種に合わせたケースやジンバルも「フィルムメーカーコレクション」として開発。iPhone X用のケースはバッテリー内蔵となっている。
「えっ、これスマホで撮ったの?!」という映像が撮れること間違いなしのこのコレクション、Kickstarterに登場したところたちまち人気を集め、すでに最安値パッケージは売り切れ。現在は119ドル(約1万3000円)〜となっている。
レンズとケース(Pixel、Galaxy、iPhone用から選択)のセットは145ドル(約1万5000円)〜、バッテリーを搭載したiPhone X用ケースは79ドル(約8400円)〜となっている。
資金調達の目標額は達成し、商品化はほぼ確実。4月20日まで出資を受け付けたのち、6月にも発送が始まる見込みだ。
Moment/Kickstarter